音声情報処理 02
音声学,音韻論と言葉の獲得
音 Soundの単位
⼈間が⾔語⾳として⽤いるものを物理性質から網羅的に分類
音素:特定の⾔語の話者が弁別する必要の有無で分類
音節:1つ以上の⾳素が連結したもの
中⼼となる母音(/V/)の前後それぞれに0個以上の子音(/C/)が結合
拗音(ようおん)は/y/と表現
ゅとか
/ン/(/N/)は先行音節と結びついて1⾳節を形成
かん/さ/い/
⾳素ではないが単語の区別に使われるもの
促音:物理的には無⾳を⽰す
スキップ(ッが無音)
長音:継続⻑の違いによって区別される
ソース(ーが長音)
英語は違いなし(アクセントへ利用)
⽇本語では,上記2種を総合してモーラ 拍が⾳声の単位として使われる
/ン/(/N/)はモーラでは1⾳節
ryosuke
ーがない
ライオスキー
音 Soundの数え方
⼦⾳と⺟⾳の組み合わせの⼀般表記
“ゴ”: /CV/
C 子音
V 母音
“シュ”:/CyV/
“キャン”:/CyVN/
⾳節とモーラ:“おおさか” (/o o sa ka/ )を例として
⾳節: /o o/ /sa/ /ka/ = 3⾳節
モーラ:/o/ /o/ /sa/ /ka/ = 4⾳節
⽇本語のポップ⾳楽では,⾳節とモーラ 拍を使い分けて歌詞を割り当て
/CyVN/,/CyV/N/の歌い分け
宇多田ヒカルの曲
音素とアクセント
分節音
特定の記号によって記述可能
音素など
超文節音
複数の分節音にもわたることがある
アクセントなど
韻律
単語の分別に利用する超文節音
基本周波数:声の高低
強弱
長短
箸、先生の認識
アクセントとイントネーション
日本語のアクセント
基本周波数の変化
アクセント核
基本周波数の立ち下がり
単語の組み合わせによるアクセント核の変化
はなし、ことば→ハナシコトバ
アクセント句
アクセント核でまとめられる句
イントネーション
句や節、文の意味の分別に寄与
句や節、文を通しての基本周波数の変化のパターン
強弱や長短の変化のパターン
話し言葉と書き言葉
リアルタイムに概念から音声が生成
話し方 プレゼンテーションで意識大事
参照
⾳声⾔語処理と⾃然⾔語処の図 表1.2
幼少期における音 Soundに対する体系獲得
日本人の英語